離職票の退職理由と離職区分

コロナの影響

失業保険はしっかりもらう

こんにちは、shunです。
コロナ解雇が増えている今、失業保険が降りるか降り無いかは生命線。
なので、今回は失業保険を確実にもらえるようにする方法をお話しします。

私はコロナ騒動がこんなに活発化する直前に解雇されたのですが、やることは同じです。

会社が社員をクビにするのって、実は相当難しいです。
なので、会社は従業員をクビにしたい場合、自分から退職届を出させようと仕向けてきます。

その方法も様々で、辞めたくなるようにパワハラやセクハラをしたり、向いていない、君にはもっと活躍できる場が他にあるなどと嘯いてきます。
経営者は非情です。

離職票の記載で重要になるのが、自己都合退社会社都合退社

今回コロナの影響で職を失う場合
会社都合の解雇(普通解雇)と、自己都合退社の違いは2つ。
・失業保険がいつもらえるのか
・失業保険がいくらもらえるのか


圧倒的に会社都合の方が、従業員としてはメリットが大きいです。
解雇されないに越したことはありませんが。

会社都合の場合、失業保険は待機期間7日を持って、すぐに保険が適用されます。
無収入期間がほぼ無いと考えてください。
次に、いくらもらえるのか。
これはその人によりますが、最大約260万円以内で概ね直近6ヶ月間の平均給料の50~80%の金額が支給されます。

自己都合退職(退職届を出してしまった場合)、失業保険は90日の給付制限と待機期間7日の合計97日後から適用され、そこからさらに認定日まで支給されません。
3ヶ月以上も無給で生きていかなければいけません。その期間中も国保や年金の請求はあります。
また、支給金額も最大約118万円以内での計算となるため、会社都合より少なくなります。

コロナ騒動の最中、そんな簡単に次の職は見つかりません。
貯金があったとしても、収束の見えない現在貯金を切り崩す生活は非常に精神に負担がかかります。

コロナ解雇の場合、おそらくほとんどの場合経営難のための解雇になると思います。
人員整理的な解雇、これって確実に会社の都合ですよね。

会社の都合で解雇されたのに、失業保険は3ヶ月貰えないし、金額も少ない。
納得できますか?

出来ませんね。
会社都合退社になるように動きましょう。

離職票で会社都合となるように動くには

まだ在籍していて
・向いていない、仕事ができないなどしつこく言われる
・辞めたくなるように精神的に追い詰められる
・仕事を与えない、過剰に与えてパンクさせる
などの被害を受けている場合

これらの証拠を残します。
ボイスメモ、日記などなんでも良いです。


会社から退職届を求められても出さないでください。
出しても、証拠があれば会社都合退社としてもらえますが、退職届を出さない方がお得です。
(後々、不当解雇だと訴えることができます。)

※不当解雇では無い場合は訴えたら負けるので、正直にいきましょう。

これで大抵会社都合になりますが、経営者が非常識だったりすると離職票に嘘を書いてきます。
離職理由を適当にでっち上げ、自己都合退職にしてくることもあります。

こういう時、上で残した証拠が役に立ちます。
ハローワークで離職理由の異議申立てを行ないます。

また、すでに退職してしまっている場合
ハローワークなどで失業保険の申請をしている場合どうにもなりませんが、まだ申請していない場合は離職理由をしっかり確認し、矛盾や嘘がある場合は異議申立てをします。

可能な限りの証拠が揃い、企業も嘘をつけなくなれば修正してもらえます。
ただし、これは辞めた後に会社都合でしたと証明しなければいけないため、非常に難しいので辞める前から対処できるのがベストです。


これらの方法で、失業保険はしっかり満額もらえます。
そして私はもらえています。

現在、退職を迫られている方。直近で解雇された方は、ぜひ試してください。

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