【台風に備える】窓の補強

不安

プチ工作気分

こんにちは、主夫リーマンのshunです。
社会復帰を果たしましたが、未だ家事は楽しいです。

さて、今現在九州で猛威を振るう台風9号と奄美地方へ進んでいる台風10号。
近年台風が以上な発達をするようになり、建物は飛ばされ川は反乱、電気も止まることになりました。
なので、また似たような暴風雨に晒される前に備えます。
窓ガラスに直接養生テープやガムテープを貼りたくなかったのでちょっと工作していきます。

◾️日本の建築基準法で計算される風速

まず初めに、元建築系の私が異常に昨今の台風に怯えるのは理由があります。
それは日本の構造設計では
台風 < 地震
なので、風に対する計算はほぼされない事(地震で耐えられれば、地震よりも弱い風はクリアしているという考え)と、
計算で使われる基準風速(各地域で異なる係数)が最大でも沖縄の46m/sで、だいたい32m/sで計算荒れているからです。

一応風速の計算方法、基準風速のリンクを貼っておきますので興味がある人は見てみてください。

さて、これだけでは何が心配なのかわからない人もいると思うので、もう少し詳しく説明すると
地震は純粋な横の力なのに対し、台風は吹き上げる上向きの力や屋根を引っ張り上げていく上向きの力が働きます。
計算上は横の力でしか計算しませんが、自然の力はそんな単純ではありません。
また、近年発生する大規模な台風の最大風速、瞬間最大風速は基準を圧倒しています。


例えば今九州へ来ている台風9号は最大風速45m/s、瞬間最大風速は60m/sの予想が出ています。
台風10号は更に上の予想が出ていますね。
これが更に発達して我々のもとに来るとしたら、おちおち寝てもいられません。


知れば知るほど恐怖に飲まれてしまいます。
そのため、対策をしていいます。

◾️窓ガラスにはカバーを作る

昨年爆発的にバズった
ガラスに直接養生テープを貼る対策。


私自身は大して意味がないと感じていたので、窓の小さな部屋に避難し全てのドアを閉め台風が過ぎるのを待ちました。
この時は決められた残業時間は帰れない会社に勤めていたので対策をすることもできず、ただただ恐ろしい時間を過ごしたのをよく覚えています。

そこで、真に意味のあるガラス養生を紹介します。
結論から言うと、最強なのはベニヤ。ベニヤを用意できない人、加工できない人はプラスチック段ボールがベター

家にノコギリがあって簡単にベニヤを加工できる人なら、窓ガラスと同じサイズにカットしたベニヤを窓に合わせ、サッシやフレーム部分にテープで固定。
この時のテープは養生テープで構いません。
無駄に強力なガムテープにしてしまうと粘着質がフレームに残って汚くなるので養生テープが無難ですね。

プラスチック段ボールでもやることはほぼ同じ。
ただ、プラスチック段ボールだと強度が心許ないことと、繊維方向に曲がりやすいので、2枚を直角に合わせて強度を増しておくことが必ず必要です。

その後、窓に合わせてテープで固定すればOK。
プラスチック製なので、カッターで簡単に加工できるので私はこっちが推しですね。
指を切らないように注意が必要ですが、ゴム軍手や少し長めの鉄定規があれば安心です。

◾️なぜベニヤやプラダンなのか

ベニヤは木です。
粘りがある。ガラスが割れてベニヤに飛来物が突き刺さっても粘るし、ガラスのようにバリバリになって危険物として飛び回ることがありません。

そしてプラスチック段ボール。
プラスチックなのでそもそも割れません
飛来物に当たっても多少歪むことはありますが、穴が開くことはそうそうありませんね。
繊維方向に弱いので、2枚直交に重ねることで強度を増す必要はあります加工性や入手難易度はベニヤに勝ります


これらでガラスが割れた時の保険を作っておくことで、室内に危険物が飛び散らないようにします。
養生テープを貼ったところで、暴風でガラスの塊が室内を飛び回ればそれは致命傷になりますからね。

割れない、飛び散らないを中心に考えるのがベストですね。

そもそも家にシャッターや雨戸が付いていれば問題ないんですが、マンションやアパートにはなかなか付いていませんからね。
自衛していくしかありません。

◾️まとめ

昨今の異常発達した台風。
建設現場の足場が崩れたり家の屋根が飛ばされたり。
テレビで見ているだけでも恐ろしいものです。

そんな台風がまた接近している今、自分にできる自衛手段はこれくらいしかありません。
幸い今は無駄な残業を強制されているわけではないし、早速ネットで注文したので届き次第工作していきます。


まぁオススメはしませんが、安心を得るために養生テープでバッテン貼りたい人は養生テープのまとめがいもこちらからできるのでどうぞ。

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