【転職完了】コロナ禍で転職を成功させるまで

コロナの影響

20代の長い休暇が終わった。

こんにちは、先日晴れて内定を頂いたshunです。
これまで色々なことがあったけど、無事に社会人復帰できるよう身体を慣らして行こうと思います。
さて、このコロナ禍で半年ほど求職活動を続けてきた私ですが、これまでの振り返りをしてみようと思います。

◾️各月の大まかな流れ

2月 退職
会社からの嫌がらせで体調を大きく崩し、転職活動どころではありません。
メンタルクリニックや労基、その他行政機関に駆け込み会社と戦い始めました。
まさか自分がメンタルを壊し労基や行政機関にお世話になると思っていなかったので、それ自体もだいぶ精神的にシンドかったのを覚えています。

全国労働基準監督署の所在案内
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3月 行政機関に通った
退職後の手続きや退職勧奨、未払い賃金の請求などで3日に1回は行政機関とやりとりをしてました。メンタルクリニックにも通いつつ、なるべくストレスを感じない生活を心がけていたので、転職活動は極々少数。
コロナが国内でも話題になり始めて不穏な空気が漂っていました。
この時、妻は「今のうちに決めないとコロナでなかなか決まらなくなるよ。」と言っていたのですが、その通りになってしまいました。笑


4月 応募数が若干増えた
残業代未払い請求と戦いながら、若干の転職活動をスタート。
2~3月が受身(オファー待ちや妻が探してきた面白い企業への応募)だったのに対し、メンタルクリニックや行政など、様々な人に助けられてきたことから、人を助ける系の仕事をメインに応募していました。
中でも法律事務所なんかは割と多かったです。
やり甲斐はあっただろうけど、縁がなかったですね。

5月 主夫に慣れ始める
基本的な家事は得意というか習慣というか、何も考えずにできていたので不調な期間を乗り越えた辺りでとても快適に主夫生活を満喫していました。
5月前半にやっと法律上の未払い賃金を全て回収し終え、またメンタルを整えるために再開した趣味の家庭菜園も増え始めてのんびり転職活動をしていました。
そのため、今思うと働く覚悟がまだ薄かったように思います。

6月 税金に焦る
家に届いた税金の請求額に驚きを隠せませんでした。これをキッカケに焦り転職活動に精を出し始めます。妻には当然の事、想定できた事と言われましたが、能天気な私には想定できていませんでした。笑
そしてなりふり構わず受かりそうなところに応募をし始めてしまいました。
また、この頃から株にも手を出し始めて、最初は結構含み益が出ていたんですが、すぐに2番底にぶち当たりました。笑

7月 サイレント
6月以降の応募に対し、サイレントお祈りや連絡がつかなくなる企業がかなり増加しました。
その事でさらに焦りが増し、絶対にやりたくないと言っていた企業にまで手を出して妻に指摘される。その結果、再度個人的な転職コンサルをしたりお祓い、開運に行ったりしました。
最終面接で落ちた企業の中にかなり志望度の高い企業が一社あったため、その後の迷走っぷりがすごかったです。

8月 内定
8月早々に複数者から面接の予定を頂き、そのうちの1社から内定をもらう。
未だに多くの企業へ応募していたので、辞退の連絡やエージェントの中ではメンツがあるから面接だけは受けてくれ、とのモノもあるのでその対応をしています。


早いもので、無職になってから半年が過ぎてしまいました。
コロナ禍の転職を甘く見ていたつもりはありませんが、そもそも世の中を甘く見ていました。
世の中何もしないプー太郎には厳しく、適切な思考を持って行動している人には優しいことを体感できた良い機会になりましたね。
これが40代、50代でなくて良かったです。
20代で、子供も居なかったからなんとかなったけど、状況が違えば今こんなブログを書いていられなかったと思います。
不幸中の幸というか、これまでは自他ともに認める不幸体質だと思っていましたが
私は地味に運が良いのかもしれません。笑

◾️コロナ禍の転職活動のメリット、デメリット

正直メリットデメリットで語るよりもリスクが大きすぎるので仕事が決まってからの転職しかオススメしません。
が、解雇されてしまった場合などもあるので私が体感したメリットとデメリットをいくつかまとめていきます。

メリット
・離職理由がコロナによる解雇なら面接時転職理由で困らない
・失業保険が延長される(基準あり)
・離職期間がコロナ禍期間中で済めばある程度伸びても条件を落とさずに転職可能

デメリット
・圧倒的に求人が少ない
・コロナ離職でライバルが多く、目的の企業への狙い撃ちは難しい
・採用側が在宅ワークへの移行や数多くの求職者の対応に追われ、応募を見落とされることがある(サイレントお祈りもその一種)

ではそれぞれについて解説していきます。

メリット

離職理由がコロナによる解雇なら面接時転職理由で困らない

私の場合は会社の経営難でありコロナとは若干異なるのですが、時期が時期だったので大抵の面接官は「コロナの影響もありますし、自分じゃどうしようもありませんもんね。」と解釈してくれます。そのため、直近の離職理由について突っ込まれることは一度もありませんでした。

失業保険が延長される(基準あり)

全員が全員ではありませんが、基準さえ満たしていれば会社都合での解雇・離職の場合、失業給付とは別に”個別延長支給”の60日分延長して受け取ることができます。
そんな制度があるのか!なら会社辞めちゃえ!って人には確実に支払われない制度なので注意してください。

離職期間がコロナ禍期間中で済めばある程度伸びても条件を落とさずに転職可能

私の場合は半年の離職期間がある上での軸ずらし転職で、尚且つバリバリ残業していた業界からほぼ残業のない業界へのチェンジなので見かけ場の年収は下がっていますが、残業分を考慮すれば年収はトントンです。
離職期間中の転職活動や内定状況さえしっかりと説明できれば条件を落とさずに転職が可能です。

デメリット

圧倒的に求人が少ない

倒産や閉業する企業が多いので当然です。また、そこまで行かずとも多くの企業でコロナの影響を受けています。よって、今は人を採用する会社がかなり減っているのが現実です。
結果として良い求人も少ないので、コロナ禍の転職はオススメできません。

コロナ離職でライバルが多く、目的の企業への狙い撃ちは難しい

倒産、閉業、解雇など、理由は様々ですが職をなくした人は溢れかえっています。
転職を決める前に一度ハローワークなどを覗いてみるのが良いかもしれませんね。転職エージェントでも同様に求職者(ライバル)が多いと教えてくれるはずです。
そのライバルが現在ある少ない求人に群がる状況なので、倍率が尋常じゃなく高く狙い撃ちの転職は困難です。

採用側が在宅ワークへの移行や数多くの求職者の対応に追われ、応募を見落とされることがある(サイレントお祈りもその一種)

一部企業はコロナ対策としてリモートワークに移行しています。
人事の方も、採用活動中にリモートに移行するわけで、普段とはやり方がガラッと変わります。
その結果として、応募の見落としや連絡忘れが生じます。
さらに、そんなタイミングで応募者が爆増すれば人事もパンクしてしまいます。
正当な理由(面接や適正検査など)なく見落としで落とされる可能性があるため、現在の転職はリスクでしかありません。

これらのメリット・デメリットを見て、それでも仕事を辞めてから転職活動をしたい!と思う人は引き留めませんが、悩んでいる人は転職が決まってから仕事を辞めることを強くオススメします。
人は収入がないのにバカ高い税金の請求が来れば悪い条件の仕事にも飛びついてしまう生き物ですかんらね。
無収入という期間をなるべく作らなくて済む転職をするように心がけてください。

◾️お世話になった皆様

この半年で尋常じゃないくらいお世話になった人や機関、企業様などなど。
まずは妻。
半年も旦那が無職ってだいぶ嫌だったと思うけど、急かさず文句も言わずに長い転職に付き合ってくれてありがとう!
妻じゃなかったら失業した時点で実家に強制送還されていたと思う。笑

次に労働基準監督署。
労基がなければ100万近く損をしていたし、その後の意味のわからない請求書に対応できていませんでした。
2~4ヶ月近くやりとりがあったけど、毎回丁寧に教えてくれたおかげで無事乗り切ることができました!

全国労働基準監督署の所在案内
全国労働基準監督署の所在案内について紹介しています。

続いてハローワーク
失業保険がなければ今頃貯金もなく、完全に妻のヒモになるところでした。
これまで各種保険やら納税やらを支払っていた代価とはいえ、コロナ禍で何度も電話してしまったけど毎回丁寧に相手をしてくれたので現在まで失業保険を貰い続けることができました。

ハローワークインターネットサービス - トップページ

転職コンサルさん
失業前からの付き合いでかなり多くのアドバイスを頂きました。
非常識な会社への対応や、失業してからの動き方など。教えてもらわなければそもそも労基にもハロワに
気が回らなかったかもしれません。
一番価値あるアドバイスをもらったと思います。ありがとうございました!


転職エージェント、サイト各種
リクナビやマイナビ、各種転職サイトさんたち。
毎回毎回少ない求人の中から求人を見つけてきてくれてありがとう!


そんくらいかな?
改めて、ありがとうございました!

◾️まとめ

コロナ禍での転職活動が半年近くかかってしまいましたが、無事内定をいただくことができました。
これまでの半年を振り返ってたくさんの人に助けられてきたことを改めで実感しました。

いやー、無事に次の仕事が決まって本当によかった。
株を始めたりブログを始めたり、メンタルクリニックや労基デビューもそうですね。
初めてのことだらけの半年間でした。

20代の超長期休暇、普通社会にでたらそんなもんはありません。
良い経験だったと未来で笑えるように
、入社まで残り数日を有意義なものにしたいと思います。
今後もブログは続けていくので、宜しくお願いします!

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